つい最近,iPhoneを落として保護ガラスを割ってしまったので,交換のついでに 最近注目されつつある,「フィルラボ」 を実際に試してきたのでそのレポートです.
フィルラボについて
フィルラボは,スマートフォンの画面に保護ガラスを自動で貼り付ける自販機型の装置です. 対応機種とフィルムの種類を選択することで,所定の位置にスマートフォンを設置し,全自動で貼り付けを行なってくれます.
機械が貼り付け作業を行なってくれるので,ホコリの混入や,フィルムのズレなどが発生しない,というのがセールスポイントらしいです.
2025年6月時点では,設置箇所はまだまだ限られており,公式サイトでの設置場所の確認が必要です.
利用手順
実際の利用手順は以下のような流れで進みました.
- スマホの機種を選択
- ガラスフィルムの種類を選択
- 決済(電子決済のみ・現金不可でした)
- フィルムとケースを外した状態の端末を装置に投入
- 自動で貼付処理
- 端末の返却
ちなみに,自販機下部にフィルムの回収ボックスがあるため,あらかじめ家でフィルムを剥がしてから持ってくる必要がなく,不要になったフィルムを現地で廃棄できるのはポイント高いです.
機械にスマホを投入してから,おおよそ3分くらいで戻ってきました.
フィルムの種類と価格
2025年6月現在,選択可能なフィルムは以下の3つでした.
- 反射防止(2,980円)
- 高透明 (2,480円)
- 覗き見防止(2,680円)
今回,自分は「反射防止」タイプのフィルムを選択しました.
仕上がり
仕上がりはこんな感じです
目視で確認する限りでは,気泡や位置ズレはありませんでした.元のフィルムを貼ってから長い間立っていたので,フィルムのふちに溜まったホコリがどうなるか気になっていたのですが,見事に綺麗にクリーニングしてからフィルムの貼り付けが行われていました.
注意点
フィルム自体には何も問題なかったのですが,利用後にケースを取り付けようとすると,端末ケースの縁とフィルムが干渉してしまいました.
フィルムが干渉してしまい,せっかく貼ったのにフィルムが浮いてしまいました.
幸いケースが柔らかい素材だったので,100円ショップで購入したデザインナイフを用いてケースの縁を削り,干渉を回避しました.

フィルムが画面全体を覆う仕様であるため,ケースによっては干渉してしまう可能性があることに注意が必要です
まとめ
Amazonで販売しているようなガラスフィルムと比べると価格はやや高めですが,フィルム貼付にかかる面倒な手間や,気泡が混入したり,貼り付け位置がずれたりなどのリスクを考えると,プラスアルファで払う価値はあると思います.
自分で貼り付けようとすると,風呂場で全裸になってホコリと格闘する必要があったりするので…
そのストレスが消えるだけでもありがたいです.高いと言っても+1000円くらいですし.
ただし,以下の点には留意が必要です.
- ケースとの干渉の可能性
- 設置箇所が限定的
- 選べるフィルムの種類は限定的
特に2025年6月現在,設置箇所が限定されているのが試す上でボトルネックになるかなと思います.
今後の拡充に期待です.